「切れてなーい!!」という宣伝文句でお馴染みの安全カミソリ。シックやジレットといったブランドから出ています。これはなぜ切れないのでしょうか?
実際見てみれば分かりますが、刃に対して垂直にとても細いワイヤーが何本か張られています。つまり、もし「あっ!!」と手が横に滑っても、肌に触れているのはその縦に走ったワイヤーだけなので、カミソリの刃自体が触れないため切れないのです。
恐る恐る刃を指でなぞってみます・・・お~切れてな~い。と確かに切れません。実際に使っていてもこれで切れたことはありません。
しかし・・・
実はこれも万能ではありません。ただ注意していただきたいのは、カミソリが悪いのではなく使う人間が悪いのです。
この安全タイプのT字カミソリでも切れまくっている人がいます。それはどんな人か?共通してカミソリを走らせるのが雑、荒っぽい人です。
例えばあご下の頂点や唇と鼻下の境界などは、特に平らな部分が狭くて尖っています。
そのためそこからカミソリの刃をあてて走らせると、横切れ防止ワイヤーの間にうまくはまってしまい、カミソリの刃が直接あたり引っかかり「スパッ!!」と切れてしまうのです。
また、強く肌に当てすぎる人も切れてしまいます。強く当てれば肌にカミソリ本体がめり込むような形になり、横切れ防止ワイヤーも関係なくカミソリの刃が直接深く当たってしまいます。この状態で横に滑ればさすがに切れてしまいますよ。
というわけで、安全タイプのT字カミソリを使ったからといって、絶対に切れないわけではないのです。安全だからといって乱雑に剃る人が結構多くて、むしろ普通のカミソリより切れてしまう人もいるくらいです。
カミソリは力やスピードではなく、刃のあて具合と刃の切れ味で剃るという事を頭に入れておきましょう。ヘタすると傷跡残りますからね。